労働トラブル１１０番のご報告

６月１０日に実施致しました労働トラブル１１０番は、新聞社、テレビ局等でご紹介頂いたおかげで、昨年とほぼ同数の１７件の相談が寄せられました。

事前に検討会を行った上で、相談員１３名で電話相談に当たりました。未払賃金、パワハラ、労働条件切り下げをはじめ、様々な相談が寄せられました。複雑な相談内容もあり、相談員全員で協議しながら、相談に対応致しました。相談は電話にて終了するものが大半を占めましたが、具体的に司法書士に対応を求められた相談に対しましては、当会会員が継続して相談に当たります。

相談事例を再度、相談員をはじめ当会会員で見直し・検討を行い、今後より一層充実した相談会を実施できるように、研鑽に励みたいと思います。

　私たち司法書士は、日ごろの業務を通じて、多重債務の問題や、悪質商法の被害が若年層まで拡大している現実に直面しています。そこで当会では、平成１８年から神戸市近隣の児童養護施設を中心に、司法書士による法律教室を開催しており、これまで多くのご反響をいただいております。
　例年、卒業を控えた子どもたちを対象に年度末に法律教室を開催しておりましたが、本年は夏休みにあわせた開催も企画しております。

　実施要綱・詳細等は別紙1コチラをご覧ください。
　ご希望の方は別紙申込書（別紙2はコチラです）に必要事項を記載の上、担当（江口）まで郵送又はＦＡＸにてお申込みください。

　
　一向に明るい兆しが見えない経済環境の中、正規・非正規を問わず、不当な労働条件の切り下げ、解雇、賃金の未払い等が発生し、労働者の不安は非常に高まっています。
　そこで兵庫県青年司法書士会では、様々な問題に直面した労働者の声を聞き、労働者の権利実現・擁護を図るため、下記のとおり「労働１１０番」を実施したいと思います。詳細・お問い合わせ先等はこちらをクリックしてみてください。

　　　　　　　　　　　　　　　　記
　　　　日　　時　　　平成２２年６月１０日（木）
　　　　電　　話　　　０１２０－６１０－６０７（無料）
　　　　開催時間　　　午前１０時００分～午後７時００分
　　　　場　　所　　　兵庫県司法書士会館